「17歳で今年18歳になります。薄毛が気になっていて、AGAのカウンセリングを受けようと思っています。でも“18歳未満は不可”と書いてありました。18歳と嘘をついたらどうなりますか?」
将来が不安で、今のうちに対策したい気持ちはとてもよく分かります。
ですが、年齢制限には医学的な理由があります。
この記事では、
- なぜAGA治療は原則20歳以上なのか
- 年齢を偽った場合に起こり得ること
- 10代で本当にAGAは起きるのか
- 未成年が今できる現実的な対策
を、冷静に整理していきます。
結論:嘘をついてもメリットはなく、リスクの方が大きい
まずは率直に言います。
年齢を偽っても、ほぼ確実にバレます。
その理由は以下の通りです。
- 保険証や身分証の提示が必要
- 親権者同意書が求められる
- 電子カルテ登録時に生年月日確認
- 医療契約は未成年単独では成立しない
仮に受診できたとしても、
- 処方は断られる
- 契約が無効になる
- トラブルになる
可能性が高いです。
そして何より、医学的に未成年への処方は慎重であるべき理由があります。
なぜAGA治療は原則20歳以上なのか?
「成人年齢が18歳になったのに、なぜ?」
と思うかもしれません。
しかしこれは法律ではなく、医学的基準によるものです。
① 臨床試験(治験)が成人対象
AGA治療薬(フィナステリド・デュタステリドなど)は、
- 20歳以上の男性を対象に治験が実施
されています。
未成年への長期安全データは十分ではありません。
② ホルモン発達が未成熟
17〜18歳はまだホルモンバランスが完全ではありません。
AGA治療薬は、
DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する薬です。
DHTは脱毛の原因になりますが、
- 男性器の発達
- 性機能
- 精神面の安定
にも関与します。
成長途中でホルモンを抑制すると、
- 性機能低下
- 精神的不調
- 将来的な影響
が起こる可能性がゼロとは言えません。
③ 10代の薄毛はAGAとは限らない
10代では以下の原因が非常に多いです。
- 思春期の皮脂増加
- 生活習慣の乱れ
- 睡眠不足
- 強いストレス
- 休止期脱毛
- 頭皮炎症
17歳で本格的なAGAが確定するケースは、実際には多くありません。
そもそも本当にAGA?
10代後半は
- 生え際が少し後退して見える
- 額が広くなる
- 毛質が変わる
といった変化が自然に起きます。
これは「成熟毛への移行」であり、病的脱毛とは限りません。
AGAは通常、
- 数年単位で進行
- 生え際・つむじが徐々に薄くなる
- 細毛化が目立つ
という特徴があります。
嘘をついた場合の現実的リスク
もし年齢を偽って受診した場合、
- 契約が取り消される
- 親に連絡がいく可能性
- 医療トラブル
- 今後の受診拒否
などのリスクがあります。
そして最も大切なのは、
焦ってホルモンに作用する薬を使うべき年齢ではない
という点です。
17歳の今できること
① 経過観察
3〜6ヶ月ごとに
- 同じ角度
- 同じ照明
- 同じ髪型
で写真を撮る。
感覚ではなく「記録」で判断。
② 生活習慣の改善
- 睡眠7時間以上
- タンパク質摂取
- 過度なダイエット回避
- ストレス管理
これだけで抜け毛は改善することがあります。
③ 一般皮膚科へ相談
AGA専門ではなく、保険診療の皮膚科。
炎症や別の脱毛症の可能性を除外することが先です。
まとめ
- 20歳未満は医学的理由で原則対象外
- 嘘をついても処方はほぼ不可能
- 10代で本格AGAは少数
- 今は焦らず経過観察と生活改善
不安になる気持ちは自然ですが、
今は「薬を飲む時期」ではなく「見守る時期」です。
信頼できる医療情報
AGAや治療年齢についての正確な情報は以下をご確認ください。
医学的根拠に基づいて判断し、焦らないことが最も大切です。



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